本番中のルール
クラウドファンディング79日目となりました。
昨日に引き続き、歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ本番中の学生スタッフのルールについて書きたいと思います。
4泊5日子供達の命を御預りする事になりますので、そのために学生スタッフには守るべきルールがあります。
先ずは、御菓子・ジュース禁止です。4泊5日子供達はお菓子もジュースもゲームも禁止で厳しい環境の中で過ごすことになります。ですがそれをサポートするスタッフがいつも通りの甘えた環境では子供達に示しがつきません。更に、禁酒・禁煙です。最近はタバコを吸う学生はほとんど居ませんが、5日間は学生だけでなく社会人スタッフも禁酒・禁煙を守ってもらっています。
そして携帯電話・スマホ禁止です。これは以前にも書きましたが、スマホが無くても死にませんので、保護者の方の了解も得ながら、5日間はどうしても必要なスタッフ以外の携帯電話の使用を禁止しています。
更に、だっこ・おんぶ・マッサージ禁止です。厳しい環境の中では、子供達は甘える対象を求めてスタッフにじゃれてくる事もあります。またスタッフの方も情が涌いて子供達ともっと仲良くなりたいという気持ちが出てきますが、そこで甘やかしてしまっては事業本来の意味を失ってしまいます。子供達が甘える相手は、ゴールで待ってくれている保護者である事を自覚して距離感を大切にしてもらっています。更には、遊ぶ禁止です。宿泊は体育館ですし、多少余裕のある時間もありますので、遊具などで遊びたくもなりますが、歩き疲れている状況で、遊んでいて足首を捻ってリタイヤとか、転んで腕を骨折してリタイヤとなっては本人も痛い思いをしますが、それ以上に参加者全員が残念な気持ちとなるでしょう。
そして、一番は弱音を吐かないです。子供達に厳し状況を乗り越えてもらうのは簡単な事ではありません。頭で考えていた以上に様々な問題が起こりますし、思うようにいかないこともたくさんあります。どんな状況にも前向きに、どんな状況にも一生懸命取り組む姿勢がスタッフには求められます。
夜中に泣いているのは子供達だけではありませんが、そうやって苦しい状況を乗り越えるからこそスタッフも成長できるのです。