なぜ社会人になっても続けているの
クラウドファンディング64日目となりました。
今日は、学生したっふから社会人スタッフになって継続してサマチャレに関わってくれている、竹腰友紀(ゆっき)さんからの文章です。
なぜ社会人になっても続けているの?周りから言われることがあります。その答えは「楽しいから」です。では、何が楽しいのでしょう。それはやはり、「成長」というこの事業の魅力があるからです。
この事業では、学生スタッフが中心となって運営します。学生スタッフは、5月から本番の8月までの間、毎週のように研修や事業準備に取り組みます。研修では、グループワークを中心としたプレゼンテーション、スピーチ、ゲーム等、様々なプログラムが組み立てられています。それらを通して、学生スタッフは大きく成長します。また、本番でも、子供たちとの関わり、安全管理、休憩施設の準備片付け等それぞれの役割で、失敗や成功を重ねて成長することができます。
私自身、この事業に関わるのは、今年10年目。学生スタッフとして4年間お世話になり、今は社会人スタッフとしてこの事業に携わっています。大学生活の4年間を通して、スピーチがうまくなった、色々なことに気付けるようになったと、自信をもてるようになったことがたくさんありました。しかし、成長し視野が広がると、今度は自分の欠点にも気付くようになりました。普通の生活をしていれば、絶対に気付かないことです。失敗を恐れる姿勢をどうしても捨て切れない部分や相手の立場に立ったアドバイスがうまくできないこと、柔軟に物事を考えられない部分。自分の性格、考え方は、これまでの積み重ねでできたものです。その自分を変えるというのはとても抵抗が大きいものです。それを実現できる場と応援してくれる仲間がいるのがこの事業でした。
学生スタッフ一人一人が人として成長することができる。そして、その成長したスタッフが子供たちと本気で向き合う。子供たちが4泊5日という短い期間で成長する。だからこそ大きな感動があり、多くの人に応援され、続いてきた事業だと思っています。また、以前小学生として参加していた子が今では学生スタッフとして参加し、大きな成長をする姿を見ることもたいへんうれしいことです。
これからもたくさんの成長がある事業となるようにしていきたいと思っています。そして、一人でも多く、自信をもって社会に飛び出せるようになったらと願っています。
今年も研修が始まろうとしています。今年のスタッフの成長、子供たちの成長がとても楽しみです。