歩ける靴

クラウドファンディング58日目となりました。

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジでは4泊5日で130km以上の距離を歩きます。1日では30km近くとなります。

その為には、歩くことに適した靴が必要となります。

新しい靴は靴擦れになりやすいと思われていますが、足にきちんと合っていればそんな心配はありません。しかし、足に合っているかどうかはすこし履いてみないと解らない可能性があるので、サマチャレに参加する子供達には履き慣れた靴を2足準備してもらっています。実際に履いて歩いてみて、足に違和感を感じたり、部分的に擦れたり当たったりして不都合が無い事を確かめた上で本番に履いて来てもらいます。しかし、そうやって履き慣らした靴であっても、やはり長距離を歩くと不都合が出てくる可能性があり、その時の為にも予備の靴は大切となります。靴が変わると当たる場所が変わるので、靴を履き替える事で足のトラブルを減らす事もできます。

さて、靴を選ぶ時にも重要なポイントがあります。

一番はマジックテープの靴やゴムひもで調整する靴はダメです。普段の生活であればそれでも問題無いのかもしれませんが、長距離を歩くにはきちんと足を固定できる紐の靴である必要があります。朝と夕方では足の大きさが変わる事も良く知られていますが、1日目と5日目でもむくみ具合は変わります。そんな足の状況にも柔軟に調整できるためにも紐靴が良いです。最近はデザイン性に優れた靴も多いですが、見た目が洒落ていれば歩きやすい訳ではありません。ハイカットの物や、生地が固いもの、ソールが極端に柔らかい物も、逆に硬い物も良いとは言えません。ソールの柔らかい靴は、クッション性が高く膝や踵への負担は少なくなりますが、歩いている内にソールがすり減って靴自体がダメになる事もあります。長時間歩くとソールが外れたり、つま先が裂けてしまうこともあります。その為にも予備の靴が重要となります。

最近はワイヤーをダイヤルで締め付けるタイプの靴や、空気を入れて足を固定する靴などもありますが、どちらも微調整が難しく、足をしっかり靴と一体化する事ができないと思われます。なかなか紐の靴が売っていないという話もありますが、きちんと準備をして本番に臨んでもらいたいと思っています。

本人の気持ちが前向きでも、やはり足にマメができていたり靴擦れになると歩くのは更に辛さを増してしまいます。それで歩けなくなることは無いとしても、事前に出来る準備ですから、きちんと対応が大切です。

相倉合掌集落

 

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