サマチャレ2017保護者感想文
サマチャレに参加した子供たちの保護者の皆様からいただいた感想文の一部をご紹介します。
個人名は伏せてあります。また個人が特定できない様に一部文面を修正しました。
小学4年生女子の保護者
室内での遊びを好む娘が、サマーチャレンジに参加したいと言った時は、とても驚きました。日が近づくにつれ、本当に歩けるのか、子供と一緒にどきどきが増していきました。
サマーチャレンジの間、どの辺を歩いているのか、大雨や雷に遭っていないかなどと心配しましたが、 最終日に娘は、笑顔で帰ってきました。私は、とても嬉しく、感動しました。
「私は、お父さんにも、お母さんにも、お兄ちゃんにもできなかった事をしたよ。苦しかったけど、楽しかった。」と、娘は言いました。五日間歩ききったことは、娘の大きな自信になりました。つらかったことを笑顔に変えてしまう子供たちにたくましさを感じました。
娘を支え、育ててくださった全ての皆様に感謝します。ありがとうございました。
小学4年生男子の保護者
先日のとなみ野サマーチャレンジでは大変お世話になり、ありがとうございました。実は、息子は3年生の秋頃から不登校が始まり、学校を休みがちになりました。スクールカウンセラーの先生や、紹介いただいた病院にも通院しましたが、原因はわかりません。私の予想では、勉強も運動も、同じ時期につまづいて、それが自信喪失になり、学校へ行きたくなくなっていったのでは・・・と思います。朝も、起き上がることができず、着替えすらできない時期もありましたが、今では少し遅れて学校へ行き、保健室で過ごしたり、調子の良いときは給食を教室で食べたり、帰りの会に参加したりしています。
息子の仲良しの友達が今回サマチャレに参加すると聞き、息子にダメ元で「参加してみない?」 と聞いてみたところ、「行く」 と返事したので、最初は驚きました。てっきり、「無理!」 と言うと思っていたからです。参加しても、他のお友達とうまくやっていけるのだろうか?弱音を吐いて、周りに迷惑をかけたりしないだろうか?これまで、1日以上私と離れたことがなかったので、不安もありましたが、チャレンジを決めた息子の勇気は、とても嬉しく、頼もしく感じました。
準備を進めるにつれて、息子はだんだん不安な気持ちが出てくるようになりました。「5日もお母さんと離れるなんて、聞いてない!」とか言ったりしてましたが、「がんばってみんなで歩いたら、きっと良い思い出になるから、頑張ろう!」 と励まし続けました。
うちは、息子がまだ赤ちゃんの頃に離婚し、いまでは親ひとり子ひとりでの生活です。甘やかして育てたつもりはないのですが、辛いことに立ち向かっていくタイプではないので、何か一つでもいいから、自分の好きなことを見つけてくれたら!と、いつも思っていました。無理やり何かをやらせるのではなく、やりたいと思ったことはさせたいと思ってましたので、今回のサマチャレ参加は私の中では意外でしたが、最後まで歩き切ったら、きっと自分に自信を持てると思いました。
初日は緊張して表情も固く、ハイタッチでの送り出しでも、無表情のままで声も出ていないし、ハイタッチもしてくれません。本人も親も、不安からの出発でした。班での様子は、足に水ぶくれができて、それが痛くて遅れをとっていたことが多かったと聞きました。でも、リーダーやサブリーダー、班のみんなが励ましてくれたのは、とても心強かったと思います。最後まで諦めず、みんなとゴールしたい気持ちをいつも持っていた、と聞きました。後で話を聞くと、いつも履いているズックが小さかったとのこと。準備中に気づいてやれなかったことが悔やまれました。途中、悪天候の日もあり、ゲリラ豪雨のような日があったときは、少し心配してましたが、毎日PEACEとなみ野のHPを見て、参加者全員ゴールしたとの報告に、いつもホッと胸をなで下ろしていました。
最終日。班ごとに沿道で帰りを待つ時間は、とても長く感じられました。息子たちの班が見えてきたとき、無事帰ってきてくれた喜びと、大きな声を出して晴れ晴れとした表情に成長が感じられて、思わず涙がこみ上げてきました。第一声は「疲れたー!」でした。私は「最後までみんなでよく頑張ったね!お疲れ様!!」 と声をかけました。そして、「来年も、再来年も参加しようね!」
と言うと、「えーーーー」と言ってましたが、きっと参加してくれると思います。帰宅してシャワーを浴びた後、息子の足の裏を見ると、大きな水ぶくれができていて、両親指の爪が剥がれかけていて、股ずれもできていました。しばらく足を痛がっていましたが、来年参加するときは、しっかり自分の足に合うズックで参加前には毎日歩く練習をしようね!といまから話してます。
いまの時代は食べ物にも困らず、夏も冬も快適な生活。ゲームやテレビ、動画などに囲まれ、何不自由のない毎日。学校の先生も優しく、叩かれることもない。私たちが子どもの頃とは違って、恵まれた環境にいる息子。これを当たり前だと思ってほしくはありません。なので、来年も再来年もチャレンジしてもらいたいと思っています。
PEACEとなみ野の皆様、ボランティアの方々、関わってくださった皆様、全ての方に感謝します。ありがとうございました。
小学5年生女子と小学6年生男子の保護者
軽い気持ちで参加したのですが、うちの場合は年子の兄妹2人が参加し、5日間は父母の二人家族となり、静かで寂しい5日間となりました。毎晩、ネットで58人全員が無事宿泊地に到着しました、という活動報告を見て安堵している日々でした。
出発式ではボランティアの方々の訓練された様子や対応を見て、責任もって子供たちを預かりますとの言葉にとても安心感を覚えました。特に3日目の雷雨の時は本当に心配で、中止になるかとさえ思っていましたが、コースや予定の変更で対応されて、またその適正な対応にも驚かされました。どれだけ事前準備に時間と労力を費やされたのか、心から感謝でいっぱいです。
解散して家に着いた途端 、たまったビデオを兄妹でチャンネル争いをして喧嘩をしていました。早速日常に戻ったようです。
こんなに力の入った、となみ野サマープロジェクトがこの地域にあり、参加できたことがとても幸せです。私が子供のころにこの企画がなかった事が残念でなりません。関係者の皆さん、本当に有難うございました。
こんなにも天気を気をしたことはなかった。 天気が晴れなら、雲が出て、日差しを遮って欲しいと願い、雨ならば、やんでくれと願うことしかできない、そんな4泊5日だった。今年の夏はサマチャレありきの夏だった気がする。いつもはうるさい年子の兄妹を、同時に参加させたので、期間中は静かすぎて困った。困った。サミシイ。何年か後、いつかくる子離れはできるのか?
出発時、スタッフ以外は元気のないハイタッチだったけど、ゴールは、みんな元気なハイタッチで帰ってきた。出発時より笑顔が多かったのは印象深い。子供達は何を感じたのだろうか。目に見えて変わってはいないけれど、経験値は高くなったに違いない。スタッフの皆様には、ただただ感謝です。お世話になりありがとうございました。
小学6年生男子の保護者
3度目のサマーチャレンジ。1度目は、訳も分からずに、だからこそ参加できました。2度目は、大変なことは分かっていました。でも、あの今まで味わったことの無かったような達成感を、もう一度、確かめるために参加しました。3度目は、全て覚悟の上、参加しました。宿題が終わらないということも、日常生活でこれより辛いことはそれほどないということも・・・
2度目、3度目は、参加しない理由ならいくらでもありました。でも、悩んだ挙句、挑戦することに決めました。毎年、少しずつたくましくなり、親の心配をよそに、平気な顔をして帰ってくるようになりました。帰ってきてからの感想は辛かったことよりも楽しかったことの方が増えていきました。
何もやらないより、挑戦するということがどんなに素晴らしいかということ、困難だと分かっていることに、逃げずに立ち向かって行った後に得られる達成感・満足感を、息子は、この3度の経験から感じたことでしょう。
息子よ、これから先の人生、たいていのことはこの経験を思い出して乗り越えていけるはずですよ。数年後、数十年後、壁にぶち当たって挫折しそうになった時、ここでの経験を思い出して欲しい。辛い山道を登った後の素晴らしい景色を。どんな土砂降りでも、止まない雨は無かったということを。決して、安易に楽な道を選ばずに、もう少しだけ、もう一度だけ、頑張れる、そんなあなたであってくれることを願っています。わずか、10歳、11歳、12歳の時のあなたがそうであったように・・・
困難だと分かっていることに3度も挑戦した、そんなあなたを父と母は誇りに思っていますよ。
最後になりましたが、今年も貴重な経験をする機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。今後もこの事業が末永く継続されることを願っています。
小学4年生女子の保護者
サマチャレを終えての感想は、一にも二にも感謝です、日常では有りえない貴重なチャレンジが達成できました。完歩した娘本人・今年参加した友達・すべてのスタッフさん・御協力頂いた地域の企業・お住まいの皆様・娘の足を五日間支えてくれた靴等々の荷物たち…感動・感謝で言葉にしきれません。私たち家族は天気予報と日程表を見ながらHPの前でやきもきして、日々万事がうまくいくよう念力を送ることしかできませんでしたが、本当にありがとうございました。
結団式の時に病院の先生のお話で「くじけそうな時の一番の特効薬は絆です」と言われたことが、とても印象的でした。
四泊五日の苦行を乗り越えられたのは友達との絆、子供たちが自分の底力を出せたのはスタッフさんとの絆、元気を出せたのは地域の方との絆、こんな経験ができたのは主催さんとの絆、参加できたのは大小なりと効果の程を程々期待して申し込んで送り出した家族との絆… サマチャレ中につないでもらった絆は、娘にとって大きな支えになりました。
帰ってきたばかりの今は、行を成し終えた達成感と爆発的についた食欲がサマチャレのお土産です。もう少し時間がたてば思い出を共有しているというこの絆の二次的効果も実感できると思います。
そして今後の生活でも人生でもこの絆が、励みになる絶対的な経験値になること間違いなしだと思っています。
今年のサマチャレに参加できて親子共よかったです。本当にありがとうございました。
小学4年生男子の保護者
我が家の子育てに於いて大切にしている事が2つあります。1つはやりたくない事、苦しい事でもやり遂げる体験をさせる。もう1つは沢山の人と出逢う機会を作る、ということです。このサマーチャレンジは正にその2つを体験できるものでした。
ほぼ無理矢理参加させた我が子でしたが、127.5kmを完歩し、楽しかった!と元気に帰ってきてくれました。靴擦れだらけかなと思っていた足もツルツル、無傷での帰宅でした。
サマーチャレンジに参加させるのは親にも勇気がいると言われます。しかし、うちの子は大丈夫、きっと出来ると信じてあげる事、それはそんなに難しい事ではないのではないでしょうか。子供にとっては勿論のこと、親にとっても大変貴重な経験をさせて頂きました。スタッフの皆様、一緒に歩き、一緒に笑ってゴールしてくれたお友達には感謝しかありません。
最後にサマチャレ後の変化。いつも気の抜けた返事しかできなかったのが、「はい!」とお腹から声を出し答えてくれるようになったのです。数日しか続かないかも知れません。それでも、とても気持ち良い返事を嬉しく聞いています。
小学5年生女子の保護者
「これ行きたい!」と言ってきた時、即「いいよ」と返事をした私。「誰かと一緒に行くの?」「ひとりで行くの」へぇー、あなたにしたらなかなかやるねぇ。100キロほど歩く催しだとは知っていたのだが、昨年は静かにスルーしたはずなのに今年は「行く」か…何があったのやら。
3人姉弟の一番目で、神経質でぶっきらぼうでおっくうな娘が5日間も家にいない。弟、妹も何だか変な感じで日々が過ぎた。私の中では、娘が5日も歩こうと思ったことがとてつもなく驚きで、正直友達と協力して130キロを歩くことは心配ではなかった。そうひとりで「行く」と決めた娘が誇らしく頼もしく思った。
ゴール当日。娘の班が1位だということが分かり、遠くから姿が見え出した時、涙が出た。本当に偉かったね。リーダーの斉藤さんから賞状をいただき照れている顔、新しく出来た友達と笑っている顔を見て、もしかしたら少し成長したんじゃない?と期待してみたのだが、親の元に戻って来たら一気に甘えん坊に。腕がちぎれるかと思うくらいにくっつかれて身動き取れず…赤ちゃん返りしたよう…
次の日から全くのサマチャレロス。抜け殻になったようにゴロゴロ…うだうだ…疲労もあったようだが、みんなでゴールするという目標が達成されて次の目標が見出せないままでいるんだろうなと感じ、生温かく見守った。リーダーの斉藤さんから安否確認の電話をいただいた時はとてもありがたくて、娘もリーダーの声を聞いて少しパワーをもらったようだった。斉藤遥さん、ありがとうございました。今は秋にある管楽器のコンクールに向けて日々練習を頑張っている。次の目標が見つかったようだ。
初めて親子で挑んだサマチャレでは、何か目標を持つこと、持たせること、それに向けてどう行動するか、どう行動するよう仕向けるかを学んだ。この貴重な経験をまた次の、娘の「行きたい!」「やりたい!」という決断に繋がればいいなと強く願う。
小学6年生男子の保護者
早くサマチャレに行きたい!と、心待ちにしているほど息子はサマチャレが大好きです。はじめは親が勝手に参加させたサマチャレでした。帰ってきた当初は「来年参加しないかも」と言っていましたが、事後報告会で自分の歩いている姿や道程を視聴し、みんなから褒めてもらうと、見違える様に自分に自信を持ち始めました。2年目は余裕をもって参加できた様で、友達をたくさん作って帰ってきました。また、リーダー達から頼りにされたらしく、「ここでね」「あそこでね」と何やら作戦を立てて行動した様子を興奮気味に話してくれました。
そして今年。大好きな友達、弟と一緒に歩いた最後のサマチャレ。家族への手紙には去年までと違い、その時の状況が目に浮かぶようなことが書いてあり、改めて息子の成長を感じ心が熱くなりました。ゴールした子はまた一段と逞しく帰ってきました。これからの生活でサマチャレで学んだこと、経験したことが息子にとって更なる大きな変化となって表れてくると思います。団長をはじめ、スタッフの皆様本当にありがとうございました。
小学5年生女子の保護者
今年もあっという間の4泊5日でした。2回目の参加ということで娘は昨年に比べ、余裕な様子で、親も同様でした。荷物や服装も昨年の経験があり、「どんなのがいい?」と聞くと、ちゃんと自分の思い・意見を言ってくれたので準備は順調でした。昨年は一人で参加しましたが、今回は3人の友達と一緒。それがかえって心配事の一つに・・・「誰と同じ班になるか?」ということです。幸いにして、誰として同じ班にならずバラバラだったので、本人も納得していたようでした。
今年は天気の悪い日が多く、大雨警報が出ていた日は雷がなるたびに心配でした。ホームページで目的地に全員到着したと分かると安心し、少しでも娘の様子を知りたくて、掲載された写真に娘が写ってないかと探しました。
2年間経験して感じたことは、サマチャレは娘を確実に成長させてくれるということです。昨年の「完歩する」目標が今年は「1位で完歩する」に変わり、1位目指して頑張ろうとしていたこと、そして何よりゴール時の歩き方や表情が全く違いました。来年はさらなる目標ができ、「チャレンジ宣言をしたい。」そうなので、ぜひ希望を叶えていただけたらと思います(笑)。
最後になりましたが、スタッフの皆様、今年も大変お世話になりました。ゴールまで娘を導いていただき、ありがとうございました。
小学6年生男子の保護者
3年間歩き、今回は初めて足の不調があったようです。それがまた良い経験になったみたいです。1年目、右も左も分からず必死に歩き達成!2年目、1年目の経験を踏まえて仲間との助け合い!3年目、班の仲間との絆と自分の不調との闘い・・・毎年帰って来て内容の違う話を聞けてこちらもウキウキしました。帰って来て元の生活に戻るのはアッという間ですが・・・。それでも、生活の中で『俺がやるよ!』と率先して手伝いをしてくれる機会は増えたと思います。周りを見て自分の出来る事を探す!初めて会う子達と130km歩く中での助け合いで大きく学んでいるのだと感じています。
サマチャレに行く前から『中学生も参加出来ないかな〜』、『来年は自転車で一人で追っかけて行こうかな〜』と来年の夏の予定をもう考えています・・・(笑) それだけ、思い入れがある行事になってしまいました。沢山の事を教えてくれたサマーチャレンジに親子共々感謝しています。
ちなみに・・・今年は妹も参加させて頂いたのですが、息子の目標だった『1位ゴール!』を妹が・・・しかし、本人は『1位は譲ってやったんだ!その方が歩いた達成感と1位ゴールの喜びで来年も参加したくなるはず!』『来年の目標も高くなるしね〜戦略です!!』と目標を妹に取られてもニッコニコの笑顔で笑いに変えれる強さも身についた様です(笑)
小学5年生女子の保護者
最初に、娘がサマチャレの申し込み用紙を「これに私出てみたい」と言って来た時は、きっと冗談半分で、また日がたてば忘れるだろうな~と言うのが、始まりでした。でも、申し込みの日が近づくにつれて、真剣な表情で「私、絶対チャレンジしてみたい」と、娘の勇気ある決断と、3兄弟の末っ子の甘えん坊さんが大丈夫かな~と、複雑な気持ちでした。
説明会を終えてからは、私も子供と一緒に早寝早起きしたり、エアコンはやめて扇風機にしたり、テレビを付けず食事をしたりと、初心に戻って一緒に実行してみました。その時に、不自由がない生活を当たり前と思わず、いろんなことに感謝する話など、子供と真剣に向き合う事ができました。私達自身も忘れかけていた事を学ばされました。
サマチャレ中は、豪雨の中心配でしたが、私達も娘の勇気ある行動のおかげで、負けてられないと気持ちを切り替えて、ムダのない時間の使い方が出きたお陰で、あっという間でした。サマチャレから帰って来てからは、時間を大切に使うようになった事が、すぐにわかりました。食事中はダラダラ食べず、食べ終えたらすぐに後始末、時計を見ながら計画的に時間を使えるようになった事の変化に日に日に成長を感じました。サマチャレを通じて、初めて出会ったお友達やスタッフの人達と協力して達成できたのも、これからの自信につながったようです。これからも「あきらめなければ、きっとできる。いろんな事に挑戦したい」と、笑顔で言ってくれた娘の表情は、達成感と自信で輝いていました。私達も今回の娘の挑戦で、たくさんの勇気をもらい、初心を忘れず、日々生活する事を学ばされました。
サマチャレにたずさわったたくさんの人達のお陰で親子共々貴重な経験が出来て、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
小学5年生女子の保護者
今回サマーチャレンジに参加したいというのは娘からの希望でした。といっても、普段ひとりで何でもやってみる‼︎というタイプではなく、未知の世界に挑戦することがめんどくさいとおもっている娘でしたので、今回お友達が誘ってくれて、友達が一緒なら行きたい‼︎ということで参加することになり、困難に立ち向かうことで得られるものがたくさんあることを身体と心で感じ、やればできると自信を持てるようになってほしいなと思い送り出しました。
1日目から3日目、3日目は特に雷雨の激しい日だったこともあり心配でした。こんなに長い期間離れて過ごすことも初めてだったし、やっぱりできれば辛いおもいはしてほしくないし、こんなに大変なことに参加させてよかったのだろうかとおもっていたところに葉書が届き、その内容から娘なりの目標をみつけてがんばっている様子が伝わりました。葉書を読んで心配が吹き飛び、子どもを信じて待つと決めました。ここは親の成長だったようです。
最終日、お出迎えの位置からまだ遠いところに元気に声を出し歩く子どもたちやスタッフの方々の姿が見えてきた時、ここまで無事に連れてきていただいたことに感謝の気持ちと本当にがんばったんだなというおもいがこみ上げ感動しました。そして、娘も笑顔でハイタッチ。達成感に満ちた笑顔、とてもイイ顔でした。辛かったけど、楽しかった‼︎来年も出れたら出たい‼︎という感想でした。着ているTシャツには、いつも明るく…いつも元気に…背中を押してくれて…ありがとう‼︎とたくさん描かれており、リーダーからもみんなをひっぱってくれて…と聞くことができました。娘なりに役割を見出してみんなと関わりが持てたのだろうと感じました。親がおもっているより、強く、いつの間にか成長していたんだなと感じられる体験でした。感謝の気持ちを忘れず、これからもいろんな事に挑戦していってほしいとおもいます。
大変貴重な素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました。
小学5年生男子の保護者
今回は、2度目のサマチャレ参加となりました。2度目ともなると、要領を得てきているのか、自ら毎朝のウォーキングを行ったり、自主的に荷物準備をしたりと、昨年よりも成長が感じられました。
しかし、今回もサマチャレ期間と学年活動が重なり、参加決定するまで、本人はかなり悩んでいたようでした。それでも敢えてつらく厳しいサマチャレを選んだ息子を頼もしく思うとともに、この事業には参加した者にしかわからない、引きつけられる力があるのかなと感心させられました。
ほしいものは手に入り、行きたい所は車ですぐに行ける恵まれた日常を離れ、お菓子もゲームもない、悪天候でもひたすら歩くという厳しい環境の中で、顔も知らなかった子ども同士がお互いを思いあい、励まし合いながら歩き切った5日間は何事にも代えがたい最高の宝物となったはずです。
サマチャレ後、息子と車で出かけると「この道、サマチャレで歩いたよ!」「ここに行けば○○があるんやよ!」と得意げに話してくれます。自分の足で歩き、目で見て、肌で感じ発見してきたことがうれしいのだなと感じさせられます。これからも郷土を知り、郷土を愛せる人になってほしいものです。
最後になりましたが、この事業を支え、子どもたちを安全にサポートしてくださったスタッフ、ボランティア、協力団体の皆様に感謝申し上げますとともに、この事業がこれからも長く続いていきますよう願っております。
小学5年生女子の保護者
今年で二回目の挑戦となったサマチャレ。昨年、四年生で参加した時とは違い、体も大きくなり体力的にも心にも余裕があったと思います。今年のチャレンジは、大変な天気な日もあり心配が尽きませんでした。途中で事業中止の電話がかかってくるのではないかと思ったくらいです。親の心配はよそに、とびきりの笑顔でゴールした娘の姿を見ると、今年も参加して良かったとつくづく思いました。
班の中では唯一の経験者で、彼女の中でも「声を出して皆んなをひっぱらんなん」という思いが強かったそうです。そこで芽生えた責任感やリーダーシップが、これからの高学年生活に生かしてもらえる事を願っております。学校でもたくさんの友達に、来年も一緒に参加しよう!と声をかけているそうです。新しい友達も沢山できて、その子達とも手紙で来年の約束をしていました。
今年も貴重な経験を沢山させていただきました。支えて下さったスタッフの皆様にも本当に感謝しております。このような事業に参加させていただきありがとうございました。
小学5年生男子の保護者
「おかえり!」と声をかけた時の、息子のはにかんだ顔が忘れられません。
今回初めてサマーチャレンジに参加させていただきました。今までサマチャレの事は聞いた事があったのですが、まさか自分の子どもが参加するとは思っていませんでした。学校の宿泊学習の1泊とは違い、5日間も家にいないのは初めてだったので、親の方が少し緊張してしまいました。
この5日間の天気が不安定で、とても心配していましたが、毎日のホームページを見ると全員到着したと書いてあり、ホッとしていた事を思い出します。スタッフの方々の沢山のご協力のおかげで、安心して家で待つ事ができ、本当に感謝しています。ありがとうございました。
スタッフの方々のご協力だけではなく、子どもたち同士の「全員でゴールしよう!」という気持ちも、とても大きかったと思います。家では末っ子で甘えがちな京悟が完歩できるかと思っていましたが、しっかりと歩ききり、ひとまわり大きくなって帰ってきたように思えます。
この経験を忘れず、感謝の気持ちを心に持ち、成長していく事を信じています。おかげサマーチャレンジ‼