保護者感想文

2016事業報告書に掲載する保護者の皆様からの感想文より一部を紹介させてもらいます。

掲載にあたって、個人名は修正してあります。


小学5年男子の保護者

今回で2回目の参加となりました。前回は初めてという事もあり『歩き切る』という目標でしたが、今回は『一位でゴール!!』と初めから目標を決めていました。昨年、一位でゴールした班の印象が忘れられなかったのでしょう。当日が近づくにつれこの目標を達成するためには、どうするかを考える様になっていきました。

『班で力を合わせる』⇒『2年目の自分が出来る事』⇒『声を出して困っている子、めげそうな子を支える』

こうして、一つずつ今の自分に出来る事を考えていき、サマチャレへの思いは強いものでした。130キロ歩ききった達成感は強く心に残っているのだと改めて感じさせられました。

当日、この思いを胸に歩き出しました。そして5日目、、、1位でのゴールで帰って来ました。班で力を合わせ選ばれた1位!

帰って来て話したのは、『最後の日に登り坂はないわ~流石に疲れた、、、』といった内容の事で、目標にしていた事については触れてきませんでした、、、しかし、しおりには『今日は声が出ていなかったので明日はみんなで声を出せるようにしていきたいです。』『歩いている時、間が空いているので縮めていきたいです。』など明日の目標が書かれており、リーダーからの一言もその時の状況などを見て的確にアドバイスしてくれているものでした。昨年は、『疲れた』、『喉が痛い』など自分の事が中心だったのが班の事が書かれており、この子なりに班の力になろうと頑張ったのだと成長が見られました。サマチャレTシャツにも『声大きかったよ!』、『指示を出してくれた』、『救護して欲しい時に自分から来てくれた』など頑張っていた姿も見えてきました。今回もまた一つ大きくなって帰って来ました!

当たり前に過ごしているとダメな所ばかり目に見えてしまい注意ばかりですが少し離れてみると色々な成長がよく見えてきます。親にとっても成長の場を与えて貰っているサマチャレです。帰って来た夜には、体力作りに腹筋、腕立てを始めました((笑))本人は何も 言いませんが来年に向かっている様です!どんな目標を掲げてくるのか楽しみです。

今回も沢山のスタッフの皆様に支えて頂き有難うございました!


小学5年男子の保護者

今回サマーチャレンジに参加したいと言い出したのは子供からでした。「限界に挑戦」という言葉に強くひかれたようでしたし、せっかくの五年生の夏休みなので何かに挑戦するのは良いことだと気軽な気持ちで参加を同意しました。

応募してから驚いたのは親の勉強会があるという事と説明会でのスタッフの皆さんの熱意とやる気、そして何年も開催されている実績があるという事でした。子供を送りだす親の不安を真摯に受け止めてくださって説明会や勉強会などでわからないことを何度も根気よく教えてくださるスタッフさんの対応や真剣さにいつの間にか、お金さえ払っておけばやってもらえるとか気軽な気持ちでいた自分に恥ずかしくなりつつも、親として何ができるのかと心配や子供に頑張ってほしいという祈りなど色々気持ちはありましたが、当日の朝から子供の様子はいつも通りに見えたので安心して送り出すことができました。(実際のところは緊張して、うまく人とコミュニケーション取れていなかったと後で知りましたが・・・。)

親以上に心配していたのは、じいちゃん・ばあちゃん達です(笑)サマーチャレンジのHPで今日も無事に到着できましたと書いてあったのでその一言の文章でも確認できるだけで、主人もじいちゃん・ばあちゃんも安心できたみたいでした。ゴール当日、親の心配をよそに来たちの元気な姿やスタッフさんがまず先頭に立って声を出したり元気に歩く姿を子供たちに見せてくれていたのも改めて感じられ、何かを成し遂げるという大変さやそれを支えてくださった見ていないけど確かに子供の心に残った方々の思いやりなど解団式でのお話や来から聞いた話で知ることができました。

息子は家に帰ってから沢山の出来事や皆の様子自分の気持ちを話してくれました。開始しばらくは班のリーダー、サブリーダーのお話から、お手数をおかけしたようでしたがそれでも貴重な体験をできたことで本人の心にしっかりと何か刻まれたのではないかと思います。(顔つきが参加する前と違って見えました。)今日は解団式の翌々日から行った2泊3日の小学校の宿泊学習から帰ったばかりでまたテレビやゲームやお菓子などのある便利な生活にすんなりと・・・戻りましたが、貴重な体験をさせてもらえたと思います。本当にありがとうございました。

願わくば来年も参加したらいいのになと思いますが、まだわかりません。今回多大なるご協力のもと参加させていただきまして本当にありがとうございます。次回の10月10日を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。


小学5年生男子の保護者

5年生の息子の希望で初めて参加させてもらいました。一人っ子で、ドラえもんにでてくるのび太君そっくりの彼が「行ってみたい。お願い!」と言ってきたので、親としては喜んで参加申し込みをしました。

まず、最初の説明会からスタッフの方々の元気、快活さ、一生懸命さに驚きました。しばらく忘れていた元気さに、自分自身もハッとしました。感動を覚えながら、「是非ともこの人たちの活動に子ども達は参加してほしい。」と思いを強めました。

バタバタと準備をして夏休みの宿題をほぼ済ませ、あっという間に出発式。家の中は静かになってしんみりした感じになりました。いつも息子に対して口うるさく叱ってばかりで過干渉だった事、もう10歳なのだし、接し方をよく考えよう。少しは揉まれて逞しくなってくるかな?等と夫婦で話し合いました。

4泊5日の活動中は見に行けないので、家で勝手に想像しているだけで、結構長く感じました。

解団式では日焼けした笑顔の子ども達、真剣なスタッフの方々、とても逞しく、感激しました。帰りの車中では、楽しかった土産話と「僕はバージョンアップしたからね。」には笑ってしまいました。

今回のサマチャレ、我が家は息子の貴重な経験のみならず、いろいろなものを得させていただきました。感謝しています。近所の人たちに「100キロ行ってきたんか?すごいな!などとかまって貰い、照れながらも喜んでいます。今度は近所の子たちも誘って行きたいそうなので、その時はまた、宜しくお願いします。

8月31日、なぜかまだ宿題をやっているバージョンアップ?した息子の横にて。


小学4年生男子の保護者

今年4年生、初めての挑戦。内容もよく分かっていない息子に「となみ野サマーチャレンジ」の話をしたのは申込みを終えてからでした。最初は「どうしてボクの意見を聞いてくれなかったんだ!」「行きたくない、歩きたくない、ゴールできるわけがない」の文句ばかり。日頃から、「がまんする」ことがイヤな息子。やってもいないのにすぐに「無理」「だやい」を連発する息子。好きな事はどれだけでも挑戦するくせに・・・。

今回のサマチャレ参加は、そんな息子にできないことはない、やる前からあきらめないでほしい、そんな願いからあえて息子の意見を聞かずに申し込みました。なんのために歩くのか、なんのために挑戦するのかを日々時間をかけて理解してもらうよう内容や目的を説明し続けました。ようやくあきらめたのかそのうち「がんばる」と言ってくれるようになりました。

事前の研修会で「水がまずかった・暑かった・ちょっと歩いただけなのに足が痛かった・・・・」などなど、再び文句のオンパレード。。。いろんな思いを抱えながらの出発となりました。

出発してからは本当に歩けているのか、気になって気になって仕方ありませんでしたが、フェイスブックでその日の終わりにみんなが無事に目的地にたどり着けていることを知ることができてホッとしていました。班別の行動なのでチームワークもよくなくては、目的を達成できないと思うのでそれも息子にとっては貴重なよい経験となったことは確かです。4日目ごろにはどんな顔をして息子が帰ってくるのかが楽しみで仕方ありませんでした。クタクタな顔で帰ってくるのか、満たされた顔で帰ってくるのか・・・。帰還当日、息子は後者でした。何とも言えない晴れやかな顔でハイタッチをしたこと、忘れません。あんなに小さかった息子が、こんなに大きくみえるなんて。冒険ってすごい、挑戦ってすごい。つくづくそう思いました。そして夏休みはまた、こんな冒険をする力をくれる不思議な時間。サポートしてくださったすべてのみなさんに感謝申し上げます。息子にはこの冒険・挑戦で得たことを忘れず、進んでほしいと願っています。


小学5年生男子の保護者

「もう、絶対に行きたくない!」昨年、初めてのサマチャレから帰ってきてからの、我が子の第一声でした。4年生で初めて、親から何日も離れて寝泊まりして頑張った我が子の大変さが伝わってきました。

今年も私たちが学校や家で教えられないことをたくさん学ばせてくださったサマチャレに行かせたいと親は考えていました。ただ、1回目の様子からあきらめていました。ところがある日、友達と一緒に行きたいと、あっさりとサマチャレ参加を決めてきたのです。こんなスタートだったので、私たち親は無事に帰ってきてくれたらいいとだけ思っていました。

今年、帰って来た時の我が子は、昨年とは全然違っていて、本当にびっくりしました。顔の表情がきりっとして、自信にあふれていました。そして、「大変だったけど、本当に楽しかった」と、たくさんの話をしてくれました。あんまり感情を外に表さない我が子が、こんなに嬉しそうに話してくれるなんて、たくさんの人と触れ合って、気持ちの面でも成長したことが伝わってきました。苦しい時に、友達やスタッフの人に励ましてもらったり、声をかけてあげて相手がうれしい顔をしてくれたりと心の交流がたくさんあったようです。また、夜のレクリエーションで笑い合ったことがいい思い出になったようです。今回のサマチャレは昨年にも増して、すばらしい経験をしてくれました。そして、我が子にとっては一生の思い出となり、宝物となりました。

本番までに、いろいろな準備をしたり、我が子の世話をし、気をかけてくださったスタッフの皆様本当にありがとうございました。


小学5年生男子の保護者

夏休みに向けて、小学校から、色んなチラシがありました。その中で、歩いて発見!となみ野サマーチャレンジを見て、私が、子供に、「行ってみる?」「行ってもいいよ。」の返事で、友達もいない一人参加で、申込みするきっかけになりました。普段は、家で、TVやゲームで、遊ぶ毎日だったので、ゲーム(中毒⁉︎)もない日々を過ごしてくれたらいいなと思いました。ですが、サマーチャレンジが近くなるにつれ、日々歩く練習の中で、過酷さがわかり、車で、上平小学校まで行った帰りは、酷な事に参加させたかなと思いました。事業を終えて、地域の皆様にお声をかけていただいた事、神下団長、4班リーダー、サブリーダーの元、若く元気なスタッフさんのお陰で、元気にゴールする事ができました。私も感動をもらい、本人は、一生の思い出になる体験をさせていただきました。帰ってきたら、股擦れ、虫さされ、おしりが真っ赤でしたが、1日で治りました(笑)

このような経験は、私一人の力では、できません。皆様に支えながら、育った事や、経験した事に自信を持って、心身共に、力強い子に成長してくれたらと思います。ありがとうございました。


小学5年生女子の保護者

サマーチャレンジが終了して一週間が経ち、すっかり普段の生活に戻ったところで子供の様子が変わったかと言えば、まだ目に見えていない部分でしか変化は無いようです。今回、サマーチャレンジに応募させていただいた経緯として、もともといろんな事にチャレンジしてみる子だったので、軽い気持ちでこの企画の説明をしてみたところ、やってみると言ってくれたのが始まりでした。

保護者説明会等スタッフの方々の様子も始め思っていたより学生の方の割合が多く、子供の目線に近い位置から携わって頂けるのではと思い、何の不安も感じる事なく送り出すことが出来ました。

ゴールしてから感想をいろいろ聞きましたが、しんどかった事以外に嫌な事が全くなかったと言っています。おそらく、班のメンバーや情に厚いリーダー、女子力の高いサブリーダーに支えられて元気にゴールできたのだと思います。来年は学校行事の関係で参加できるかわかりませんが、来年も参加したいかと聞いてみたところ、以外にも今度はスタッフとして参加したいと言ってくれました。親として本当に見てきてほしかったのは、子供自身の限界もそうですが、真剣にチャレンジしている周りの人の姿であり、それが子供にしっかり届いた証拠だと感じました。元々、年下の子供の世話が上手で、保育の仕事が向いていると思っていましたが、学生スタッフの方々からの刺激を受けて心の中での変化があったのではないかと思われます。まだ、二学期に入ってないので、本当に変化が見られるのはこれからだと思いますし、長い時間でみれば、大きな変化になって表れてくると思います。

本当に良い企画だと思います。これからも続けていただきたく思いますし、お世話頂きありがとうございました。


小学5年生女子の保護者

昨年が初参加だった娘。昨年、自分から「行きたい」と言い出したとき、「大丈夫かな?」とは思いましたが、様々な合宿や学校外活動が好きでよく参加する子なので、まあなんとか乗り切ってくるのだろうと軽い気持ちで送り出しました。実際、確かに乗り切って帰ってきました。楽しく過ごしたようでもありました。でも、内容を聞くとかなりやっとやっとだった様子で、皆さんの多大なる協力でなんとか乗り切ったようでした。

だから、今年も参加したいというのを聞いて、実は大変心配でした。また弱音を吐いてリーダーたちを困らせるのではないかと思ったからです。

だから今回はゴールを無事迎えた後も、私の中ではまだ終わりじゃありませんでした。5日間をどう過ごしたのか、ただ歩き切ったという事実より、その5日の中身が聞きたくて、解団式の最中も、ずっとウズウズしていました。

その気持ちが晴れたのは、修了証授与の時でした。班の代表として娘の名前が呼ばれたのです。びっくりと同時に、感動的でした。今年は頑張れたんだ‼︎と確信したからです。その後、本人からたくさん話を聞いて、寄せ書きを読んで、娘の確かな成長を感じ、本当に嬉しく思いました。2回目の参加をさせて、本当に良かったです。5日間、ありがとうございました。

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