STEP2(合宿)を開催しました
歩いて発見!となみ野チャレンジ2024実施に向けて、
今年最初の合宿を開催しました。
実施日時 : 2024年6月15日 9:00~ 6月16日16:30
実施場所 : となみ青少年自然の家
実施内容 : 社会人基礎力 自己を知る等
参加対象者:学生スタッフ及び学生スタッフ希望者
★参加スタッフの感想★
一日目は、まず初めにミーチャートを作って、自己紹介をした。自己紹介をしてみて、自分のことを話すのは楽しいことであるが、それをいかに相手に伝えることが出来るのかが重要であるなと感じた。話の構成、ストーリー性がしっかりしていれば、聴いている側が自分のことをイメージしやすくなる。また、自分のことを知ってもらうための自己紹介であるのに、前に出て、クローズポジションで話していては、聞いている側としては話があまり入ってこない。話し手は、なるべく大きくジェスチャーなどをして、アイコンタクトを取って、堂々と胸を張って発表する必要があるのではないかと改めて感じた。そして、この自己紹介を経て、ノンバーバルで人に伝えることについて学んだ。物を使って、自分の伝えたいことを表現してみた。自分が思っているよりも人に自分の考えていることを伝えることが出来て、「人」は、話すときの重要な材料になるなと感じたし、人前でスピーチする際に、利用していきたい。また、逆に、話しているときの自分の自信のない動き、目の泳ぎも人に伝わってしまうので、自分で意識して自分の緊張や、自信のなさを表に出さないような工夫も必要だなと感じた。このようなスピーチ練習のあと、二日目に二つのグループに分かれて、人前でスピーチをした。このスピーチでは、聴いている側が話している側の癖が出ていたら、落花生を話し手に投げるということをした。この状況でのスピーチは、正直、落花生が投げられるという恐怖が大きく、投げられるたびに話の内容が飛んだ。前日に練習したことを生かしてジェスチャーを大きく使うことや、話の中で抑揚をつけること、アイコンタクトを取ることを意識してスピーチをしてみたのだが、落花生が投げられるたびに自分の癖は聞いている人にはまだまだたくさん見えることや、自分には無意識に出ている癖があるのだと理解することが出来た。次はその癖が出ないように意識して人前で話せるように頑張りたい。
一日目にグループで良いTEAMについて考えた。一人一人が考える良いTEAMについて付箋に書いてみると自分と似た考え、異なる考えがあり、自分の思う良いTEAMの概念が広がり、これからとなチャレというTEAMを作っていくにあたって参考にしていきたいと思った。次に、付箋に自分の考えを書いた後、グループ内で良いTEAMに必要なキーワードを話し合って、三つに絞った。自分のグループは、「役割」、「目標」、「協力」というキーワードが出た。ほかのグループでも「役割」、「目標」が出ていたので、良いTEAMを作るには重要なことではないのかなと感じた。となチャレ本番でも、それぞれ与えられた役割に責任を持ち、全力を尽くして、全員で完歩するという目標に向かって事業を成功させたい。
一日目の課題として、「情熱」、「感動」、「挑戦」の三つの内一つのお題を基に本番で行うレクリエーションについてグループで考えた。私のグループは「感動」をテーマにレクリエーションを考えた。「感動」と言っても、どういう状況で「感動」が感じられるのか、「感動」とは何かを、グループ内で考えを深められていなかったこと。また、プレゼンテーションをすることが目的となってしまっていたことが聴いている人に十分に「感動」を伝えることが出来なかった要因であると考える。このことから、目的、目標を明確にすることや、一つのことに対して深く考えることが、人に何かを「伝える」ときに大切になってくることなのだと感じた。
一日目、二日目どちらもパズルをした。一人パズルを触れない指示役がいて、その他の人でいろんな条件のもとパズルを完成させていくのだが、なかなか出来上がらなかった。パズルを進めていく中で自分たちが固定概念にとらわれていることや、何もわからない状態で指示を出すことの難しさを知ることが出来た。となチャレ本番でも様々な状況に対して、固定概念に囚われず、柔軟に対応できるスキルが必要であると感じた。
今回のSTEP2は、大きく分けて二つのテーマがあった。一つ目が「TEAM」。二つ目が「相手に“伝える”表現」である。合宿だったので二日間かけての研修だったが、それぞれが得た学びを来月に控える保護者説明会で活かせるようにしていきたい。さて、それでは私のSTEPでの学びを、取り上げたテーマをもとにシェアしていく。
まず一つ目のテーマ、TEAMに関わる活動の話をしていこうと思う。一日目の午前中に、二択の質問の傾向から自分のコミュニケーションのタイプを診断した。四つのタイプしかなかったが、一日目参加者の多くが同じような位置に分類されていた。誰一人当てはまらないタイプもあった。色んな価値観や考え方の人がいる集団の方がバランスは取れているといえる。現状の私たちのチームとして足りていない要素が可視化された気がした。このグループ化が後の活動の伏線になるとはこの時は誰も知らなかった…。その後グループごとに分かれての活動が始まった。まずは、良いTEAMとはどんなチームか、自分の考えをたくさん付箋に書き出した。そしてグループ内で意見をすり合わせていって、各グループで出た意見をノンバーバルで模造紙に表現し、プレゼンした。どのグループにも共通していたのが「目標・目的」を持つことがいいグループの条件であるという点である。「役割分担」や「コミュニケーション」などの要素をあげているチームがあった。個性がバラバラであっても、同じ目標を目指していると、それぞれの個性が武器になり大きな力を発揮する。そんな期待を抱いている様子であった。さて、私たちは今「となみのチャレンジ」というチームに所属している。どんなチームにしていくのか、そのチームを作るために自分はどんな働きができるのか、立ち止まって考えてみたい。
合宿中にパズルを二回した。例に漏れず、STEPオリジナルパズルであるため難解なパズルだった。3.4チームに分かれてリーダーを一人決めて、リーダー中心にパズルを解いていった。1つの問題に2.3時間取り組んでSTEP2(約20.5時間)の中で5時間くらいはパズルをしていたわけで体力的にも精神的にも消耗がすごかった。私は、このパズルの活動が今回のSTEPで一番印象に残っていて、というのもパズルを自力で解ききれなかったからだ。途中思考を放棄してしまいそうになったり、投げ出してしまいそうになったりと、自分の弱さを発見してしまいとても悔しい気持ちになった。全体的にも疲れが見えており極限状態での自分の姿が垣間見えたのではないだろうか。夏・秋の本番では、子供たちの前で弱音を吐くのは絶対できない。ほんとにほんとに、頑張らなければならない。
一日目の宿題もチームごとで課された。「Passion」「Emotion」「Challenge」のお題についてのレクリエーションをプレゼンするというものだった。ここで先ほど触れた伏線が回収された。なんとこの活動のチーム割は、一日目のCR診断の結果をもとに作られていたのだ!四つのタイプの逆位置の人同士が同じチームになるように組まれており、また、学年ももちろんバラバラになっていた。個人的にやりづらさを感じた活動だった。この活動の前は、タイプが違う人たちがいる方が、視点が広がってよりよくなるよね~といい側面ばかりを見ていたが、視点が広がる分まとまりづらくなるという側面も見えた。普段気の合う人(=CR診断のタイプが同じ人とする)とばかりいるので、普段一緒にいない人(=CR診断のタイプが違う人とする)と活動をするとなったときにどんな立ち回りをすればいいのか分からなくなった。多分、学年が上だからといったほかの影響もあったと思うが、人とのかかわり方を考えさせられる活動であった。
二つ目のテーマについての活動をしていく。「相手に“伝える”表現」の話だ。導入として、ボディランゲージについての理解を深めた。人間には二本ずつ手と足があり、各手足には五本ずつ指がある。首も四方八方に動かせて様々な動きで自分の感情や考えを表現することができると知った。いつもしている基本行動訓練やラジオ体操でも表現は関連していて、相手からどう見えているかをバディと確認し合って「かっこいい」敬礼やラジオ体操の表現を知った。また、ノンバーバルでの表現をすることで、ボディランゲージに道具を追加することでさらに表現の幅が広がることを知った。そして、応用編。今回はスピーチプレゼンテーションで、自分の感動を伝える修行をした。伝えたいこと以外の何かが相手に伝わった際は、例のアレが飛んできた。ノープランで話すより、話のオチが分かって話す方が圧倒的に焦らないし緊張もなく癖を出さずに話せるので、改めて準備の大切さを知った。人前で話す機会というのはなかなかないので、この貴重なチャンスにたくさんの経験をして、話すことに慣れていきたい。
来月には保護者説明会が控えており、本番が近づいている。先日の20日に参加者も確定した。残りのSTEPでどこまで自分がスキルアップできるか、期待と不安が入り混じっている。今回得た学びをじっくり振り返りたい。