Super Special STEPを開催しました。
本年度の事業は中止となりましたが、スタッフのスキルアップの為、
特別なSTEPを開催しました。
実施日時 2023年7月22日9:00~7月23日16:00
実施場所 砺波青少年自然の家 3階研修室
実施内容 アイデンティティーについて/社会人基礎力/人生設計/その他
★参加者の感想★
私がSSSTEPを通して印象に残った場面は2つあります。1つ目は、人生理念をひたすら3時間ほど大きな声で読み上げる場面です。なぜ印象に残ったかというと、今までで3時間もひたすら大きな声で読み上げたことがなく、衝撃的だったからです。初めは、KAMYさんの大きな声に驚きました。しかし、だんだんみんなが全力で声を出している姿を見て「私もそれに応えないといつまでたっても同じ自分だ」と思うようになり、自分が出せる最大限の声で人生理念を読み上げました。実際にやってみると、「恥ずかしさを捨てて全力でやることは楽しいな!」と感じました。また、その反面まだ自分の最大限を出し切れてなかったと気づくことができました。この反省点を生かすために改善することがあります。それは、マインドです。私は、自分を過信しないタイプなので、自分ができるのはこの程度だろうなと勝手に決めつけてしまいます。今回のSTEPを通して自分って意外とできると思うことがありました。だから、失敗を恐れず(良い意味で何も考えず)挑戦してみることが大切なのではないかと思いました。しかし、これは口先だけでも言えるし綺麗事のようにも思えます。私は、どうしても私の苦手な「人前で話す」ということに関しては消極的になってしまいます。なので、私は、このマインドに加えてもう2つ意識しなければならないと思います。1つ目は、私の苦手な人前で話すことは場数を踏むことでしか改善されないということです。一歩さえ踏み出せば、きっと挑戦できたという自信がつきます。2つ目は、頭の中で考えながら、しゃべることができないので言いたいことを先に言い切ることです。時々話していると、お題を忘れてしまうことがあるので長々感じたことを話すより、自分の主張したい結論から述べることをこれから意識したいと考えます。また、自分のことではなく気づいたことは、みんなで頑張るということは一人で頑張るということより何倍もパワーを持っているということです。一人で黙々頑張ることも忍耐力がつくし大切なことだと思います。しかし、みんなで頑張ることにより、お互いに励ましあってさらに高みを目指すことができます。一人だと、自分で解決しなければいけないし、メンタルを自分で管理しなければならなく、心が折れたらそれで終わってしまします。また、みんなが全力で頑張る環境にいると自分も頑張ろう!と思えるし、苦手なことにも挑戦しやすいと思いました。自分が将来指導者になった時、だれでも挑戦しやすいような環境を作ることが、苦手なことを打破するためにまず大切なことではないかと考えました。2つ目に印象に残った場面は5つの誓いを作成した場面です。私は具体的な行動を書くことの大切さを学びました。私は最初5つ目に「注意されてもへこたれない」と書いていました。しかし、KAMYさんから「具体的に何か行動はあるのか」と言われたときに、確かに抽象的すぎて、へこたれないために何かしらの具体的な案を考えていなかったなと痛感しました。そこで、「寝る前に一日の振り返りを10分間行う」に変更しました。具体化したことによって、達成しなければならないといけないという意欲が増し、やる気がアップするなと感じました。また、もし達成できなかったらどうするのかを考えておくことも大切だなと感じました。私は三日坊主にならないようにするため、周りに宣言をするということを頑張りたいと思います。周りに宣言をするということの大切さは二つあると考えます。1つ目は、周りが自分の誓いを知っているため、やらなかったら周りから注意してもらうことができます。私は、一人で行うと飽きてしまうので共有することによって継続して行うことができます。2つ目は、自分の口から宣言をするため、責任感が生まれ、やらなければならない使命感を得ることができます。私は、今後これらの反省を生かし活動していこうと思います。
今年度2度目となる合宿でのSTEPを行った。まず始めにアイデンティティについて考えた。「人間は自由の刑に処せられている」これはサルトルの言葉である。人間はどんな行動を行うかは自由であり、自分自身の行動で自分を創り上げているとこの言葉を聞いて思った。地道に努力をすればその結果が返ってくるし、何も行わなければ何も返ってこないため、そのため少しでも自分にとってプラスになることを行いたいと考えた。そして写真を見て写っている人はどこの国の人かを考えた。どうして日本の人や他の国の人だと分かるのかどこを見て分かるのかを考えると顔や身長、見た目で判断しているのだと気付いた。また、その後に日本らしさ、日本人について考えると日本にいるからこそ気がつかなかった日本の良さについて改めて気づく事ができた。私たちは日本人として、先代までの色々な思いを受け継いで生まれてきたことを誇りに思い、日本の文化などを守り未来へ残していきたいと思った。そして日本以外の他の国の人たちのことも同じ地球に生まれた人間として尊重し、多様性を認めていきたいと考える。
次に日本の様々な社会問題についてどうすれば解決するかを考えた。日本には様々な問題があることを再認識させられた。それらを解決するには色々な視点から物事をみることや、どこにお金をかけるべきなのかを考えていかなければいけないと思った。悩んでいる方達がいることを知ってもらうこと、理解してもらうことも大切であるが、その人自身が自分の思いを言葉にして伝えることができる場があると良いと考えた。自分の思いを人に伝えることができると、その人に合った支援を行うことができたり、自分自身の思いに気づくことができたりするため、引きこもりや自殺、放火などと言った行動を起こさなくなるのではないかと考える。また身近に自分にできることはないか考えるきっかけにもなった。どのような社会問題が起きているかを知ることや伝えること、選挙に関心を持ち自分と考えが似ている人を選ぶことなどである。そうすることによって、少しずつではあるがより良い社会になっていくのではないかと考える。
そして人生設計を行った。初めは来週の予定にしなければいけないことのみ書いていたが、ここから先の10年、60年の計画を書き、そこから2年、2ヶ月、来週と期間を短くしていくと、しなければいけないことを行った上で、時間を有効活用してどのようなことを行いたいのかが見えてきた。いかに今までの自分が目の前のことしか見ていなかったり、自分のことしか考えずに生活したりしていたのかと気付かされた。未来に計画していることに向かって、逆算していくと今からできる事が見えてきたため、少しずつ未来に繋げていきたいと考える。そして、5つの誓いとして具体的に今から頑張っていきたいことや、将来に向けて頑張っていきたいことについて書いた。目標を具体的にすることで何を行えば良いかが明確になり、継続しやすいと感じた。そして5つの誓ったことを毎日行うことでその積み重ねがより良い未来に繋がり、願った夢や計画した事が叶うと思う。今までは目標を立てても抽象的であり、三日坊主になってばかりであったが、色紙に文字として表した事で毎日目のつくところに貼ると頑張ろうと思えるし、スタッフのみんなも頑張っていると思うと、自分自身も負けじと頑張ろうと思う事ができると考える。自分の5つの誓いを習慣化する事ができたら、さらに上を目指してより高度な目標を立てていきたいと思う。
「抜け道や近道などない」猛吠を行って私の心に残った言葉である。私だからこそできることをそれぞれの自分の役割から考え、今日から嫌なことから逃げずに色々な事に積極的に挑戦していきたいと考える。そして自分にとってより良い未来を創り上げていくだけでなく、それが家族や社会、地域のより良い未来に繋がっていくとよいと考える。
今回のSSSTEPは、話すことよりも考えることの多い研修であった。人生について多くの要素を学ぶ濃い内容だった。
1日目の初めに、アイデンティティーについての研修で、浅草と京都の観光地の写真を見せられ、顔を見て日本人か外国人かを判断した。「それがなぜわかるのか?」と聞かれ、グループで話し合った。鼻の高さや肌の色などから判断することができた。また、多くの女性の写真を見せられてどこの国の人かを判断したりするクイズも行った。特徴を見つけて当てることがとても難しかった。クイズが終わってから、ヨーロッパの人に日本人と他の国の人との違いを説明することになった。自分は、日本人のコミュニケーション力について着目して説明することができた。そして、「宇宙船やまとは帰ってきた」という題名で、日本から何も無くなった時に、何を取り戻したいかについてグループワークをした。日本語や四季、日本の伝統的な文化を取り戻して、日本にしかないもの、日本になければいけないものを再発見することができた。
午後からは、日本の社会問題について自分の意見を伝えあった。内容は、「ニートの人を減らすには」「自殺者数を減らすには」「放火を減らすには」「自衛官の数を増やすには」を示された。それぞれが、ボディーランゲージなどを使いながら表現したりする姿が見られた。自分は、相手に伝わるように意識しながら話すことができた。それから、自分を中心に家系図を書いた。自分はあまり多くは書けなかったので、家族との関わりを増やしていきたいと思った。
そして、人生設計について多くの時間を使って考えた。まず、来週の予定を書き、自分の役割(立ち位置)について振り分けた。そしてKamyさんが「あなたの余命はあと一日です。」と言ったので、紙にやっておけばよかったことを書いた。自分はとにかくやりたいことを書きまくった。そして余命が10年にのびて、やりたいことリストを書き、役割ごとに振り分けた。10年増えると、やりたいことをする時間が増えて、実行できる可能性が高まったと感じた。その次に、60年計画を立てることになった。これには、成し遂げたいことを多く書いて、いつまで行うか、いつ達成させるかを明確にして見通しを持つことができた。
夜には、2年間の計画を立て、60年計画をもとに、2年間何をすべきかを逆算して求めると分かりやすかった。そしてより詳しくした、2ヶ月の計画を立ててみると、最初の1週間の予定からしたいことが沢山増えていて、自己実現のために大切だということを感じた。次の活動には、親に感謝の手紙を書いた。普段言えないことも、手紙に書くと伝わると思った。でも、直接感謝の気持ちを伝えることも大切だと思う。
2日目は、ラジオ体操をしてから挨拶の練習をした。回数を重ねるにつれて、挨拶が身についてきたと感じた。これから、細かいところまでできるようになりたい。次に、猛吠訓練をした。これは、声を出して自分の「限界への挑戦」に向かうものだった。最初は、声をあまり出すことはできなかったが、徐々に大声を出す仲間に勇気をもらってたり、心に刺さる深い内容に自分も大声を出すことができた。バディと行った時にはお互いを励ますことができた。途中、喉が痛くなったりしたが、最後となった時に全員で限界を突破して声を出すことができた。最後にやりきった達成感が残って、みんなのやりきった表情から、一緒にこの活動が出来て良かったと心底から思えた。この達成感は忘れられないものになった。最後に感想を共有し合ってから終わった。
午後からは、「五つの誓い」をみんなで作った。それぞれが自分の目標を立て、色紙に書いてみんなで共有しあった。自分は、将来のためにとても必要なことであり、自分の新しい人生に向かって1歩を踏み出すことの大切さを知った。そして、誓いの達成に向けて刺激し合いながら頑張りたいと思った。