“歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ”を通して感じている事、期待している事
クラウドファンディング47日目となりました。
今日は、以前学生スタッフとしてこの事業に参加をして、現在は医師として続けてサポートをしてもらっている山本先生からのコメントです。
南砺市民病院 山本真守
皆様、こんにちは。ここ数年となみ野サマーチャレンジの救護班として参加している南砺市民病院の山本真守です。私は2007年この事業の前身事業に大学生スタッフとして参加しておりました。当時、それまで大学の中だけの狭い世界にいたため、もっといろいろなことをしてみたいと思い参加したのがきっかけです。
1年目はサブリーダーとして、2年目は救護班の団長補佐として参加しました。研修で説明会などの段取り、教育について、プレゼンテーションの仕方などについて、本番の5日間で子供たちの体調管理、限界への挑戦、研修で学んだことの実践など様々なことを学びました。今もそれらは私の仕事や人との関係に役立っています。
その後、病院実習、国家試験、研修など多忙のためしばらく遠ざかっておりましたが、2015年に医師としてKAMYさんよりお声がかかり、すこしでも役に立てるならばと再度参加するようになりました。当時のスタッフとの再会も嬉しかったのですが、当時小学生として参加していた方が学生スタッフとして参加して大型トラックを運転するなど仕事をこなしていて、人としての成長を感じました。
この事業の目的はPEACEの方が正確に表現されるかと思いますが、私としては子供たち、スタッフにこのとなみ野に愛着をもってもらえることを期待しております。医師でも北陸の大学を卒業しても、大都市圏の病院に就職しそのまま帰って来ない方も多い現状があります。私も在学中は、県外の病院を考えていた時期があり、一時期県外で仕事しておりましたが、この事業で地元への愛着が増して、富山で仕事するきっかけになったと思います。
今後となみ野に愛着をもってくれる方が、少しでも増えていったらと願っています。