救護サポート
クラウドファンディング26日目となりました。
歩いて発見!となみ野サマーチャレンジの本番歩行中は、砺波総合病院と南砺市民病院から、お医者さんに随行していただいています。今年で16年目となりますが、15年間続けて協力してもらっている先生が2名いらっしゃいますし、ここ数年は過去に学生スタッフとして関わった経験のある先生にも来てもらっています。
しかし御忙しい仕事を割いて来てもらっているので、ほとんどの場合は1日交代で先生は変わっていきます。そこで重要な役割を担うのが救護サポート班のスタッフです。
参加する子供の顔と名前を覚えているのはもちろんですが、前日の子供達それぞれの体調や、救護活動状況をきちんと把握して先生に伝える役割も果たしています。また、宿泊施設に到着してしまうと、先生方は仕事に戻られますので、朝までの健康管理は救護サポート班が担います。1日目はホームシックで特に甘える子供も多くなりますが、決して甘やかさずに対応する事が重要になります。
もちろん救護サポート班だけで全てを対応できる訳ではありませんので、スタッフ研修では砺波総合病院の先生から直接熱中症対策についての講習してもらったり、保護者の方から提出してもらった事前健康状態確認表をもとに全員で子供達の健康状態を確認していきます。その情報をもとにリーダー、サブリーダーが保護者の方と面談を実施して不明な点を確認していきますし、更に問題が感じられる場合は個別に団長が面談を実施して本番に備えています。
本番中のミーティングでは、救護活動状況をスタッフで共有しデータとして蓄積すると共に、対応策についての検討も実施しています。 それでも急な体調の変化はありますので、素早く異変に気が付くように、それぞれの役割できちんと状況確認をしていくことが大切となります。
これまで15年間で1000人以上の参加者が居ましたが、4泊5日の全てのコースを歩き切れなっかったのは合計10名です。今年は、そんな子供を出さないための受け皿づくりにスタッフは頑張ってくれています。