スタッフの思い 桐悠夏
クラウドファンディング25日目となりました。
大学1年:桐 悠夏
私はこのとなみ野サマーチャレンジを通して、自分を見つめ直すことができたのが一番大きな収穫だったかなと思います。始めたきっかけは先輩方が説明されているのを見て楽しそうと感じたことでした。最初にチラシを見た時は長距離歩くということで体力が特に大切になってくるのかなと思っていました。8月の本番に向けて研修会、説明会など準備を重ねていくごとに自分の得意なこと、不得意なことを自分で気づくことができたり、仲間から教えてもらったりすることができ、体力以外にも様々な力をのばすことができました。例えば、プレゼンテーションをする機会が多くありましたが、決められたテーマについて制限時間内で話すにはまず何を一番伝えないといけないか考えたり、どうしたら相手の印象に残る話し方ができるか考えながら話したりする必要がありました。研修会で人の前で発表する機会、また多くの人の発表を聞く機会があることで自分の改善点を理解することができ、他の人の発表の良い点を見つけて学ぶことができました。特にボディーランゲージなどをつけて、相手に伝えようとしていることがよりわかるように話すのが大切であると実感できました。それによってこれから自分が改善しないといけない点はもちろん、自分のいいところについて知ることができたのは、指摘してもらうことの利点だなと思いました。
この事業では様々な役割がありますが、私は救護サポート班として動きました。参加する子ども達だけではなくスタッフも安全に歩行できるように努める役割だったのですが、最初はけがに対する知識をきちんと持っているわけではなかったので不安に思うところが多くありました。しかし、前年に同じ役割をされていた方に話を聞いて注意するポイントなどを聞いたり、同じ役割になった先輩と何度も話したり、個人的にもけがの処置方法についての知識を付けておくことで実際、本番でも役に立つことが多くありました。そういった経験から事前準備の大切さというものを改めて実感することができました。また、救護サポート班の中だけでの連携だけではなく、他の班との連携も大切であると思い知らされました。少しでも体調が悪そうな子がいたらすぐに全体に伝えておくことで想定外のことが起こっても臨機応変に素早い対応を行うことができ、安心して活動を続けていくことができると思いました。4泊5日の中で私は毎日その日にあったこと、自分の反省点や疑問に思ったことなど記録に残して疑問に思ったことはその日のうちに同じ班の先輩に聞いて解決しておくようにしていました。そのようにじっくり考えて記録して残すことで自分の思っていることをより明確にすることができ、よかったなと思います。
研修会や本番を通して、普段の生活にも活用できる大切なことを学ぶことができました。
自分の持っている力がどんなものか客観的に知ることはなかなかできない経験だなと思いました。