準備ミーティング(合宿)を開催しました
サマチャレ2019開催に向けての準備ミーティングを開催しました。
実施日時 2019年3月16日9:15~3月17日15:45
実施場所 株式会社神下組 3階会議室 宿泊場所 おまき温泉スパガーデン和園
実施内容
・歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ2019について
・プレゼンtネーションスキルアップ他
★参加スタッフの感想★
大学2年:山秋千遥
今回の合宿では、プレゼンテーションを主に行いました。様々な時間、様々な対象者を想定しながらのプレゼンテーションを個人で行なったり、チームで発表したりしました。私がこの合宿でまず感じたことは”焦り”です。最初に2019年のサマチャレをどのようにしていきたいかを話し合った時に私は、3年としてみんなに学んでもらえるような姿になりたい、サマチャレ自体もそして私自身もどんどん新しいことに挑戦していく年にしていきたいと話をしました。しかし、いざプレゼンテーションが始まってみると1分のプレゼンテーションは本題が入る前に終了し、3分のプレゼンテーションは本題の論点がずれていたりと全然うまくいかず、むしろ去年より言葉がまとまらず、新しいことをしようとすればするほどわからなくなってきました。私は気持ちだけが前を向き、次のプレゼンテーションをするとなっても同じようなことばかりしてしまっていました。みんなのプレゼンテーションが素晴らしく上手で回数を重ねていくたびに置いていかれているような気がしました。でも、むらさんのたくさん失敗していきましょうというサマライズの言葉で、自分を変えるのはそう簡単なことではないし、kamyさんがいつもおっしゃっているように、焦っているときこそあえて落ち着いてゆっくり話すことが大切であり、結果的に自分がどうというとことではなく、聞き手にどのようにして伝わっているかが最も重要であることがわかりました。プレゼンテーションをするごとに、一気にあれもこれもやってみようと思うのではなく小さなステップを決めて一つ一つこなしていこうと思いました。今回特に私が意識したのは声の抑揚です。私はいつも全てが大きすぎて、良いように言えば聞こえやすい、悪いように言えば、どこが大切かわからないとこの2年何度も言われてきました。まず最初に、何を最も伝えたいのか、どこで惹きつけるのかを頭の中で端的に考えてから喋ろうと思いました。また大切なところを大きくするのではなく、大切なところの1つ前を少し小さくしたり、一歩前に出たりすると次の言葉が強調されることに気づき実践してみました。しかし、振り切れてないとアドバイスをいただき、自分の良さを活かしながらも自分のできてない部分や足りない部分をできるようにするには難しいなと思いました。
また、今回の合宿ではマインドグラバーが全員の課題であったと思いました。驚きや関心を与えるのはいいのだけれど、やりすぎては、一線を引いてしまうし、やらないと聞く気が起こらないのでバランスが非常に難しかったです。2日目の前半まで、本当に自分たちはやっているつもりだったり、パワーオープニングとマインドグラバーを混合させてしまっていたりと聞き手が「何が?」までの興味は与えられるのだけれど、「何が始まるの?聞きたい!」まではなっていないなと思いました。やはり聞き手に印象を与えるだけではなく、聞き手が傾聴するようなことをするのが大切だと思うし、そうならなければ私たちがいくら伝えていても伝わらないなと思いました。
他にも、cm作りや声優オーディションをしました。cm作りは、それぞれのグループが違ったコンセプトで作成しており、グループの数だけ違ったcmが作られるのでより多くの人がいればいいなと思いました。また短い間の中で伝えたので何を1番に伝えれば興味関心が湧くのかを考える時間にもなり、のちのプレゼンテーションにも繋がってくると思いました。声優オーディションでは、様々な声質でセリフを表すなどして、自らの引き出しを増やしました。
この2日間で、自分の引き出しは増えました。しかしそれが全部完璧に使えるわけではないので、みんなの技を真似してレベル向上をこれからも続けたいと思いました。
最後に、今年は多くの新しい挑戦の年になりますが「去年と変わった」と言われるような一年にしたいです。
大学3年:石山雄也
準備ミーティング合宿では、主にプレゼンテーションのスキルアップをした。
まずは、マインドグラバー・アイスブレイク・パワーオープニングについて学んだ。プレゼンテーションは、伝えるのではなく、伝わることが大切である。いくら魅力的なことを言っても、聞いている人が聞こうとしていなければ意味がない。
だからこそ、最初の掴みでその聞く体勢を作るマインドグラバーやアイスブレイク、パワーオープニングを工夫していくことがプレゼンテーションにおいて大切になってくる。今回行った研修メニューの1つに、みんなで輪になって5~10秒のマインドグラバーをたくさん出しあうものがあった。有名アーティストの歌を替え歌にしてみたり、恋愛の物語にしたり、聞いた事のあるCMを活かしたり、就活に関するものにしたり、さまざまなバリエーションのマインドグラバーがあった。また、プレゼンテーションの中にトマトゲームなどのアイスブレイクや、劇・音楽・照明・大きな声といったパワーオープニングも実践しくように心掛けていった。マイナスのマインドグラバーはあまりよくないということも学んだ。「これからサマチャレについての説明を始めます」でいきなり始まるよりも、そういったマインドグラバーを入れる事で「これからどういった説明がされるのかな」「面白そうだな」のように、話を聞いてみたいという気持ちになることを実感した。
次に、声についても学んだ。「王様は、裸だよ~」というセリフを怒鳴り声や怖い声、オペラ、興奮した声、明るい声、ささやき声、老人の声などさまざまな声で読んでみたり、「裸の王様」の物語の一部分をペアで読んでみる研修があった。声の工夫をしてみることによって、その場面のイメージがよく伝わることがわかった。「サマチャレは楽しいよ」「厳しい5日間」そういったワードをどのような声のトーンで話してみるか。それによって、聞いている人がどのようなイメージを持って受け取るのかが変わってくる。また、オペラ声や喜びの声などを出す時、全員が体の動きを加えていた。体の動きと出る声には関係があると思う。だからこそ、ボディランゲージを大きくすることがいい声を出すことになると分かった。
そして、「ニーズ」についても学んだ。サマチャレの魅力を金沢工業大学の学生や富山大学の理学部の学生、留学生、富山大学の経済学部の学生などさまざまな相手を想定して、プレゼンテーションの内容を変えていくことをやった。例えば、自分はサマチャレの魅力は子どもと関わることにあるかな~と考えていても、それを教育学部に推したら効果的かもしれないが、経済学部の学生には響かないかもしれない。工業大学の学生だったら、女性との出会いが多いことを強みとしていけばいいかもしれない。経済学部の学生にはプレゼンテーション能力をつくことを強みにしていけばいい。「自分のこだわりよりも相手のニーズ」という言葉を本で目にしたことがあるが本当にそうだなって実感した。研修の帰り道に友達から「この前の一人旅どうだった?」と聞かれ、「友達10人以上できた」とち
ょっと自慢した。びっくりするかな~と思ったけど、「そういうとこだよね、ニーズって」と言われた。友達の人数に価値を置く人や、友達の面白さに興味を持つ人がいる。その友達がどういった内容に食いつくのかなとかを考えていくといいんだなって思った。また、研修に、「福祉や理学って何してるん」といった声が多く、ニーズを汲み取るためには、相手のことを知ることがまず必要だと思った。自分も以前営業のインターンシップをしたときに、商談の前にはまずtwitterなどを活用して相手が何に興味を持っているのか知るようにすることが
大切だと学んだ。本当にそうだなって思った。
今回の研修に参加した人数は、全体で約40人のスタッフがいる中の約10人でしかない。研修に来たスタッフと来なかったスタッフには、少なからずプレゼンテーション能力に差は出てくると思う。今回学んだマインドグラバーや声の工夫、ニーズなどを自分たちが意識していくことによって、来なかったスタッフたちに学んだことを伝えていきたいなって思う。また、いい意味で今回の研修に来なかったことを後悔してほしいと思う。STEPの参加率が低い。より多くのスタッフがSTEPに参加してもらえるように、ステップに参加している人たちがSTEPを通した成長をどんどん見せていかないといけないと思った。