リーサブ
クラウドファンディング16日目になりました。
御支援いただいた皆様ありがとうございます。
歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ(サマチャレ)に参加する子供達は、いくつかの班に別れて行動しますが、その子供達を5日間サポートするのが班付きのリーダーとサブリーダーです。
サマチャレではそれを略してリーサブと呼んでいますが、子供達の一番近くで5日間子供達の健康管理はもちろん、様々なサポートや声がけをしながら個性を見抜いて、やる気出させる大切な役割です。歩行中は、サブリーダーが班の前を歩きリーダーが班の後ろを歩きサポートします。
ほとんどの学生スタッフは、小学生と真剣に関わることは初めてですし、どう関わって良いか戸惑う事も多いでしょう。子供達の方も最初は周囲の様子をうかがって問題を起こすことはありませんが、炎天下を歩き始めて苦しくなるとなかなかリーサブの思い通りにはならなくなっていきます。
「足が痛い」「頭が痛い」「お腹が痛い」といった不調を訴える子もいれば、他の子供と直ぐに仲良くなり自分勝手に遊び始める子供も居ます。また、ホームシックになって帰りたいと訴え泣いている子供も居たりします。そんな様々な子供と真剣に向き合い、協力してゴールを目指すのは簡単な事ではありません。
もちろん親代わりとして甘やかしてしまっては、普段の生活とは違う厳しい環境で頑張っている子供達の機会を奪う事になってしまいますから、距離感を保ちながら班とまとめてサポートしなければいけません。いかに班を運営していくか、リーサブはお互いに真剣に向き合い、互いにアドバイスをしながら5日間過ごすことになります。当然時にはぶつかる事もありますが、そんな経験が人間力を高める機会となります。
全て上手くいくわけでは無いでしょうが、一番近くでサポートするからこそ、事業が終わった後も子供達との手紙のやり取りが多いのはリーサブですし、大変な分遣り甲斐のある役職だと思います。