スタッフの思い 山秋千遥
クラウドファンディング15日目になりました。
大学2年:山秋千遥
このとなみ野サマーチャレンジは子どもの成長をたった5日間で目の当たり必ずできるものです。私は2年間続けてきて、全く違う立場から子どもたちの成長を目の当たりにしました。1日目、2日目は私たちの指示で動いたり、時には注意などを受けたりすることも多いのですが、3日目からは”自分で、自分が”が多くなり、班のため自分のために行動していくようになります。1日目は、隊列から遅れていた子も5日目には他の子の背中を押して励まし合っている姿を見た際には本当に感動しました。
しかし、これは私たちスタッフも同じように、もしくはそれ以上に成長や挑戦を目指していなければなりません。南砺市に生まれ育ち20年が経ち、私をここまで育ててくださった地域の方々、家族、友達に感謝の気持ちを表す行動として私は今年となみ野サマーチャレンジに取り組みたいです。今までは、子どもたちの成長、自分の成長を主において活動してきました。今年もそれは行います。しかし、今年はそれに加え、となみ野の良さ、地域の方々の良さを子どもたちやスタッフに伝えていきたいです。
このたった5日間が子どもたちにとってかけがえのない5日間にし、となみ野を歩いたからこそ得たものがあると思ってもらえるようにしたいです。そのために、例えばしおりの名所、旧跡の説明を分かりやすく私たちが書いたり、休憩地などに地域の方々をお呼びしたりと5日間の中で濃くとなみ野と関わり合えるサマーチャレンジを今年は行なっていきたいです。そしてとなみ野の中で新たな気づき、成長をサマーチャレンジに関わる方全員がすれば、小さなことでもとなみ野の活性化や、このとなみ野サマーチャレンジの発展につながるのではないかと思っています。役割が与えられて、子どもたちと濃く関わり合えるのは多くてもあと2年です。だからこそ、毎年毎年の参加者だけでなく、大学の後輩や、これから上学年になる子たちにもとなみ野サマーチャレンジのことを知っていってほしいし、魅力を感じ取っていってほしいのでどんどん発進していきたいです。
また今年3年生という立場になるにおいて、今までは、上級生や経験者のいる安心感や、学ぶことが多くあったけれどもこれからは私たちを見て学ぶことが多くなり、これまでの2年間、上級生や経験者が私たちに与えてくださったものを後輩に受け継いでいかなければならないと思います。しかし、学ばれる立場だからといって傲慢怠惰にならず、常に謙虚で自分に今必要な力は何か、足りない部分は何かを考えつつ、今の自分にできることは何か、何をすることが大切なのかを判断しながら取り組んでいきたいです。私は、3年目の景色を見たいです。3年目の景色は、作り上げられていくものを見るのではなく、自分たちで作り上げていくものを見る景色にしたいです。それはもちろん、私だけではなく、となみ野サマーチャレンジに関わる全員で作り上げたものです。