保護者参加者研修会を開催しました。
サマチャレ2016実施に向けて、保護者参加者研修会を開催しました。
実施日時 平成28年7月24日(日) 13:00~17:00
実施場所 南砺市福野体育館
実施内容 保護者研修会 参加者研修会
★参加スタッフの感想★
大学1年 堀内ひなた:ひなてぃー
保護者説明会に続いて、保護者の方との2度目の対面、また、参加者との初の対面でした。保護者説明会が終わったと同時に、保護者参加者研修会に向けて準備が進められてきました。私は保護者研修会の司会を務めたのですが、その中で気付いたことが多くありました。
まずは、保護者の方々の緊張をほぐすためにアイスブレイクを行いました。どのようなゲームをしたら保護者の方々がリラックスできるだろう?と考えながら様々なゲームを考え、練習してきました。そのおかげか、2個目に行った「キャッチ」というゲームは、保護者全員が楽しみながらしてくださりました。その後のプログラムではみなさん笑顔で、緊張がほぐれたおかげなのではないかと思いました。
先日の合宿(STEP8)で行ったカウンセリング実習を保護者に向けてもう一度しました。そこでは私たちの意見で出なかった意見がたくさん出ました。私たちより長い人生を歩んでいたり、子どもを持つことで、人の考えていることや、見えない部分まで読み取ることができるようになってくるのではないかと考えました。各班の話し合いの風景を司会席から見ていたのですが、みなさん真剣に、また笑顔で楽しみながら意見を出し合っていました。
また、5悪(過保護・過放任・過干渉・過期待・過許可)についても話し合っていただいたのですが、やはり子どもを育てる側ということもあり、危険だと思うことや、進路については干渉してもよいのでは?など、たくさんの意見が出ました。
研修会を終えてから荷物確認の場へ移動しました。自分で自分の荷物をすべて出し入れする子どももいれば、保護者の助けを借りて出し入れしている子どももいました。何れにせよ、本番はすべてひとりで行わなければいけないので、本番までにひとりでできるようになってもらうような声かけをもっとしておけばよかったと思います。
保護者研修会を行う理由は、子どもがせっかくサマチャレで変わることができても家では甘えてしまう、ということを保護者の方々に分かってもらうためです。今回の研修会を通して、少しでもそのことを理解していただけたなら幸いです。本番までの日数がだんだんと少なくなってきたので、スタッフ全員、気を引き締めていきたいです。
大学2年 赤坂彩佳:さかす
午前中に会場設営とリハーサルを、午後は保護者参加者研修会を行いました。
午前、私は会場設営の側でしたが、役割を把握し、積極的に自分の仕事を見つけて動くことが大切だと改めて気付きました。ただ机を並べるだけかもしれませんが、きっちり並べることで会場の雰囲気が一変します。限られた時間の中で行うため、効率良く、仲間と協力することが求められます。重要なのは情報を共有することです。自分だけが「こうしたい!」と思っていたり、「ここはこうだから…」と考えていても、それをきちんとした情報として伝えなければ仲間には伝わりません。それは午後の研修会、そして本番にも関わってくることだと強く感じました。
午後、重たそうに荷物を持ってくる参加者の姿を見ると、いよいよサマチャレが目の前に迫ってきているんだなと思います。私は参加者研修会はレクリエーションしか関わることができませんでしたが、参加者の楽しそうな姿を見たり、「楽しかった!」という言葉を聞いて、本番も最後は”楽しかった!”と言える、そう思ってもらえるサマチャレにしようと心に誓いました。
また私は保護者の方と面談をしました。お子さんが保護者の方と5日間も離れる不安、130kmも歩けるのかという不安、もしかしたら保護者の方のがサマチャレに対する不安が大きいのではないでしょうか。保護者の方と一対一で話をすることで、お子さんへの思いの強さを伝えていただきましたし、私たちスタッフはその期待に応えなければならない責任の重さに改めて気が付きました。
本番まであと1ヶ月を切っています。これからの期間は本番を想定して、自分たちのやるべきことを全力でやるしかありません。一人では絶対にサマチャレを成功には導けないので、スタッフ全員で連携できるように気持ちを高めていきます。
となみ野サマーチャレンジ2016は絶対に成功させます! 8月17日の朝、参加者の皆さんとまたお会いするのがとても楽しみです!
大学1年 吉川凌太:よっしー
今回は保護者参加者研修会を行いました。保護者研修会、参加者研修会共に様々なプログラムが実施され、本番に向けての良い研修会の場になりました。
参加者研修会では子どもたち同士の交流のためにスタッフが考案した3つのレクリエーションを行いました。どのレクリエーションでも子供たちの楽しむ様子が見られて良かったです。またレクリエーションを進める中で、周囲とコミュニケーションをとったり協力したりすることを通じて、子どもたち同士の交流が深まったことも感じます。本番でも今回の研修会のように、知らない子相手でも子どもたちがお互いにコミュニケーションをとって、一緒に4泊5日を頑張り抜ける関係を作っていけるようなサポートをしていきます。
そして歩行練習では約1時間の歩行を行いました。私は6班のサブリーダーを務めさせてもらいましたが、スタッフ間の連携をしっかり取ることが重要なことを学びました。私たちの班は、途中足りなくなった水の補給をしていたことで前の班との間隔が大きく開いてしまいました。研修会後の意見交換の場でこのことについても話があったのですが、例えば先頭などの前の班は少し歩行のスピードを調整して追いついてくるのを待つなどの対応があったことに気づきました。どんな対応を取るにしてもスタッフの間でしっかりと連携が取られていないといけません。今回は他の班のリーダー、サブリーダーや安全誘導班との連絡を取る手段がなかったこともあり、上手く対応できませんでしたが、今回の失敗は全体で共有できました。本番ではこのようなミスがないようにスタッフ間で共通認識を持って臨みます。
また個人的には、今回司会を務めさせてもらったことも良い経験となったと思います。大勢の子どもたちの前での司会は緊張しましたが、子どもに対して分かりやすく物事を伝えるためにはどうしたらいいのかを考えるいい機会になりました。ただ原稿を読み上げるのではなく、問いかけるように話すことや表情が硬くならないようにすることが必要だと感じました。また台本通りにいかないことへの対応の仕方についても考えさせられました。そういう技量的な面でまだまだ足りない部分が多い司会だったと思いますが、この反省を活かして、これから子どもたちの前で話す機会にはより伝わりやすい司会、発表をできるようにしたいと思いました。
研修会全体を通して、子どもたちには様々な特徴があることを改めて確認することが出来ました。元気がある子、少しおとなしい子、我慢することが苦手な子、行動がのんびりしている子。長所となるものも短所となるものもありますが、それぞれの子どもがそれぞれの特徴を持っています。私たちがすべきなのは、その特徴がサマチャレの中でいい方向に活きるためのサポートだと感じました。そのために必要な準備を残り少ない時間の中で、スタッフ一丸となって進めていきます。