STEP3を開催しました。

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ2015実施に向けて3回目の研修会を開催しました。

3回目の研修会では、予定を変更して、個人の目的意識と、自分を変える為のきっかけについて考えてもらいました。

実施日時 2015年6月7日(日曜日)9:15~16:15

実施場所 南砺市福野体育館

実施内容 STEP3

★参加者の感想★

きゅーちゃん(今井菜々子):大学1年生
STEP3では「自分を変える」「見方・考え方」の2つをテーマに掲げ、活動を行いました。
まずは、「自分を変える」ということ。これは、簡単なことではありません。今までの自分の殻を壊し、さらなる殻と格闘していかなければならないからです。誰でも「変わる」ということには少なからず恐怖があります。しかし、理想の自分に近づくためには誰もが自分で乗り越えなければならない壁であると、他のスタッフと意見交換をすることで改めて感じることができました。「変わる」ための方法の一つに、人からアドバイスをもらうことがあります。性格や態度についてアドバイスをもらうのは、自分の良くないことを指摘されるイメージがあり、今までは苦手意識がありましたが、今日の活動では良いところを基にしてさらに成長するための意見をもらえたので、気持ち的にも楽で、今後のためになりました。自分では気づかなかったことを新発見できる経験は貴重ですがとても重要なことなので、今後はSTEPだけでなく日常生活でも出会えるように人と積極的に関わっていこうと思います。また、聞く側は「素直に受け止める力」、話す側は「相手が受け取りやすく伝える力」が必要であり、その前提には相手を観察しその人について知ることがあると知りました。前述した2つの力は相手との関係性によっても変化することもわかり、どちらも難しいことですが場数を踏むことで克服できると学んだので、計画や想像に留めることなく実践していきたいです。
次に、「見方・考え方」については、1つの物事を様々な視点から考えることの大切さを学びました。人によって捉え方が異なったり、自分でもその場の状況に応じて感じ方も違ったりすると思うので、1つの見方・考え方に捕らわれずに広い視野を持つことが、今後の生活においても活かされるスキルだと実感しました。また、分割して捉えて細部まで詳しく考えることも重要ですが、全体を広く見ることも必要だとわかりました。分割すると穴が生まれ、狭い範囲でしか考えられなくなり危険です。だからと言って広くだけ考えていると、気が付けないこともあります。両方の見方をバランスよく使っていくことが最善であると考えます。
STEP3でも、活動内容や他のスタッフの方々から多くを学び、自分が成長していくためのヒントを得ることができました。今後の研修も引き続き頑張っていきたいと思います。

 

モリモリ(松浦 俊守):大学1年生

オレは変わることが出来るのか!!
今回のSTEPで得た課題といったらズバリこのことに尽きるでしょう。グループで一つの絵を描いたり三対一で好きなところを一方的に言われ続けられたりデジタルな紙芝居みたり対面でアドバイスを一方的にいってみたり自分語ったりなりたい自分を話し合ったり。六月七日はこんなことをしていたのですけど、さて、その根幹にあるものというと、一、自分を変える 二、見方・考え方を増やす、知る の二つでありました。
今回分かったことの一つは余裕のなさと先入観というのは相手の考えを理解するのに超邪魔だってことです。グループで絵を描こう!ゲームでは三グループに分かれて、実は同じ絵をバラバラに見て描いたのだけど先入観が生まれやすいようにいやらしくゲームが作られていて、制限時間ありーの、絵はトリックアートで一つの班は車に見えるように、一つの班は絵を180度回転させて顔に見えるように、もう一つの班はどっちつかずに見せられーの、見る時間と描く時間に間がありーのされていました。そのせいで何か他の班とは話が合わなくなりました。
おかげで捉え方が違って、相手は違う捉え方をしているってことを知らないと話は噛み合わないということが分かりましたが。このゲームのおかげでそれらのことを知ったのならば活用せねばと思います。例えば子どもと関わるような時なんかに一方的に理解してしまうのでなく考えがあり自分とは違う捉え方をしているのかもしれないと思いながら接することが出来るようになればしっかりこの日を活かしているといえるかもしれません。
ちなみにこの考え方が違っていたせいで噛み合わなかったといのは最後の最後にも起きて、自分を変えるために立ちふさがる課題への対応を考えようのグループトークの時でした。自分の課題と非常に似ているようで若干違う問題を考える時、自分と同じだと考えてしまって上手く意思疎通が出来ませんでした。やっぱり一人一人それぞれ考えて生きているってことを意識しないとなと思いました。
割かし印象深い言葉がありました。
「みんなでその人の好きなところを言っていくとだんだんその人のことを好きになっていく。」
これを聞いたのは四人グループの三対一で一方的に褒め続けられるってやつをした時でした。オレは褒められる側だったからそんなことは分からなかったけど、なんかそんな素敵だなと思います。また別の「褒められる所はその人の長所で、なんとなく短所に目が行きがちだけどそっちに注目して子どもと関わっていきたい。」というのもなるほどと思いました。そしてこれらを踏まえた上の、対面でやったアドバイスを数分交代で言うやつでは長所を伸ばすためのことを言ってくれたり他人からはこう見えているんだということ言ってくれたりした。ここでも他の人の考え方・見え方を感じましたし自分を変える客観的な手かがりも得ることも出来ました。
最後に私が今回のSTEPのなかで一番良かったなと感じるものは、自分の課題・なりたい自分像を語るというものでした。何故ならここで話すことは普段、自分が至らないなと感じていることや他人から指摘されるような痛い所が自分の課題で、そんなことは日常では滅多に口にするようなことでは無いからです。
私は自分がそのような事が言えたから、ではなく他の人のそのような事を聞くことが出来たから良かったと感じました。いつもは窺い知れない心の内を、その人がどんな風に自身を捉えているのかを聞けたことで、なんとなく温かみが増したというか無機質だったものに人間味が増し、親しみやすく感じるようになったからです。これは見ていても分からなかったことが分かったからだろうと思います。

さて、人は変わるのでしょうか。
なにかの拍子でキリっと変わるようなことはないと思います。徐々に徐々になら人は変化していけると思います。私が今回感じたことは多くの考え方を身に着けて自身を見つめてみたり、自分と同じような又は異なる悩みを持った人と話してみたりして課題に気づき他人を知って、より良い自分がしているような行動をしていくことが大切なのではないだろうかということです。

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